悲しいことに、根拠がないはずの勘を「根拠がないから」と片づけ後に当たってしまうタイプなので、勘を信じるために「勘とは何か?」を私なりに言語化して理解を深めてみる。
勘が働くときとは、第三者を動かせるほどの情報はないが、過去の経験による不確かな根拠だけは持っている状態である
まず第一に、勘が働く当人には無視できない感情がある事実は認めるべき。
当人が意識しなくとも、過去の経験から「これは以前にも経験したやばい状況」とのよう心に働きかけている可能性も非常に高い。ただし私は過去に問題があった人と今目の前にいる人は別だと意識的に切り離そうとし、勘は個人の問題だと片付けてしまいがちだった。
勘を闇雲に片付けてしまうのではなく、過去の対人経験という不確かな根拠から来ていると考えよう。第三者を動かせるほどではないが、自分にだけ伝わる根拠があるのは事実である。